人間は上から下を見ることは出来ても、下から上を見ることはで
きないのです。通常は大差のない状態でたむろしており、情報などの外的要素に支配されるのですが、基本的には上から下は見えても、 下から上は見えないのです。但し経験や学習による変動は生じます。経験や学習によっても視野を広げたり高めたりることもできます。 この世では自分の考えを言葉や文字で解説することができますが、霊魂は想いですから、解説のしようがないないと思います

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一般的に不仲の根本原因は、事柄に関して片方が理解した内容と
もう片方が理解した内容にズレがあり、どちらかが自分の理解に従わせられることにより、他方が反発心を起こす場合があります。 そのような状況がトラブルの大きな要因であるとも言えます。このような状況では霊的には、（想いの世界では）より優れた理解の方が、 劣る理解の方を従わせようとします。この世的には、理解の優劣の基準は、生きやすさなどの要素が大きなウエイトを占めますので、 力の関係もそれに準じたものになり、霊的な要素と一見矛盾するかのように見えますが、そうとは断定できないのです。

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霊的に捉えれば、意識の上下（高い低い）は、愛とか慈悲などの
宗教的要素が、大きなウエイトを占めるように見えますが、 （単純に捉えれば）、必ずしもそうとは限らないのです。何分にもこの世で生き抜くということは、霊的に捉えれば、 人間としての最大の使命とも言えるのであり、(途中放棄の自殺は絶対にいけないとされている)、生き抜くことを主張することも、 愛と言えるからです。但し、無自覚な性よりも、自覚している生の方が勝っていることは間違いないと思います。

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逆説的になりますが、どちらが霊的立場から見て、上位であるか？
（優れているのではなくて）は、一概には断定できないのです。ここが最大の難関であり、あの世に帰ってみなければ、 解からない部分でもあります。一見同じように見えても、魔的な要素とそうでないものが存在すると云うことでもあり。 それを見分けるには、やはり高い意識の持ち主でないと無理とも言えるのです。この事実は上から下は見えても、下から上は見えない ことを証明するものでもあると思います。

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上記とは、別として、波動の法則（以心伝心によって現れる）自体は
頭による理解とは別個に働いておりますので、波動が似ている人の間では、上位のものが下位のものを従わせる（指導的に）にしても、 容易にできるものと考えられます。しかし波動は言葉や文章で説明できませんので、部分的な差異 （或る事柄に関しては上でも、或る事柄は下）当然あるでしょうが、上から下は見えても下から上は絶対に見ることはできないのです。 以上については、立場に関しての見解では有りませんので見えた（解かった）と云うことは、少なくとも相手と同等か、 それ以上の認識力があると云うことです。

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人間はそれぞれ認識力に差が有るにも拘わらず、支障が起きないのは
やはり言葉や文章で補っているからです。現実的には、以心伝心に象徴される心の通じ合いに関しては、 上から下は見えても下から上は見えないのです。但し、この世的な、お互いの理解と云われるものに関しては、 言葉や文章が主体で波動は補助的なものです。ですら下から上はみえないと云う概念に関しても、霊的解釈一辺倒ではいけないのです。 家内と私の不仲の根本原因は、家内が以心伝心で理解の出来ないことに従わせられることにより、反発心を起こすのです。

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家内は子供の頃から、親などに関してもそのような立場になっていた
だろうから、パターンが潜在意識の中に蓄積されているのです。何かあるとその蓄積された欲求不満が顔をのぞかせるのです。 ですので、関係者は示唆的なことや暗示的な手法で、家内の理解のできないようなことを云っていただきたくありません。 当事件に関しても、私に非があるような、示唆的な言い方ではなく、非があるなら言葉で私に取り次げるような、 話し方をしていただかなくては困ります。私に言葉で取り次ぎ不可能なものは、その場で決着をつけねばならなくなります。 家内には、それは無理にことなのです。後から家庭を不調をとさせた大きなつけとさせていただかなくてはならなくなります。